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暮らしの豆知識

在来工法浴室をユニットバスに変える方法|工事の流れと注意点を解説

2026.8.19

「うちのお風呂は昔ながらのタイル張りだけど、ユニットバスに変えられるの?」

「在来浴室からユニットバスへの変更って、どんな工事をするの?」

築年数の経ったお住まいでは、今もタイル張りの在来浴室を使い続けているケースが多く見られます。この記事では、在来工法の浴室からユニットバスへ変更する方法について、工事の流れや注意点を詳しく解説します。

在来浴室とユニットバスの違い

まず、それぞれの構造の違いを確認しておきましょう。

在来工法の浴室とは

在来工法の浴室は、コンクリートの土間の上にタイルを1枚ずつ張って作られた浴室です。柱や梁などの構造体がそのまま浴室内に見える造りになっていることが多く、防水はモルタルやタイルの目地に頼っています。

ユニットバスとは

ユニットバスは、床・壁・天井・浴槽などがあらかじめ工場で成型されたパーツを、現場で組み立てて作る浴室です。パネル自体が防水層を兼ねているため、目地からの水漏れが起こりにくい構造になっています。

【実際の施工事例のご紹介】

Before

After

参考価格:110万円
施工期間:約4日
施工内容:解体/土間/設備/電気/大工/組立
商品:TOTO サザナS
コメント:
築45年以上経過したお家にお住まいのお客様より、水廻り・内装改修工事のご依頼をいただきました。既存は、在来のタイル風呂で、入口には段差があり浴槽もアルミの小さいものでしたが、TOTO サザナのお風呂をお選びいただき、安全性・快適性ともに向上したお風呂になりました。
また、断熱材と商品自体の断熱効果で、タイル風呂特有の入った瞬間のヒヤッと感がなくなりました✨

在来浴室からユニットバスへ変更するメリット

在来浴室からユニットバスへの変更を検討される方の多くが、次のような点を理由に挙げています。

  • 断熱性が上がり、冬場のヒートショック対策になる:タイルは熱を伝えやすく、冬は特に底冷えしやすい素材です

  • 防水性が上がり、水漏れのリスクが減る:目地の劣化によるひび割れやカビの心配が少なくなります

  • 掃除がしやすくなる:継ぎ目の少ないパネルは、タイルの目地に比べて汚れやカビが付きにくい構造です

  • 段差が少なくなり、バリアフリー性が上がる:出入り口の段差を小さくできる場合があります

在来浴室からユニットバスへ変更する工事の流れ

在来浴室からユニットバスへの変更は、ユニットバス同士の交換に比べて工程が多くなります。一般的な流れは以下の通りです。

1.解体・撤去 既存のタイル、浴槽、土間コンクリートなどを解体・撤去します。

2.下地・構造の確認 解体後に、床下や壁内の土台・柱の状態を確認します。腐食やシロアリ被害が見つかった場合は、この段階で補修方法を検討します。

3.土間コンクリート工事 ユニットバスを設置するための新しい土間を作ります。

4.給排水・電気配管工事 新しいユニットバスの仕様に合わせて、給水・給湯・排水管の位置を調整します。浴室暖房乾燥機などを設置する場合は、電気配管もあわせて行います。

5.防水・断熱工事 ユニットバス周辺の壁・床に防水処理と断熱材の施工を行います。

6.ユニットバスの組立・設置 床パン、壁パネル、天井、浴槽、ドアなどを順番に組み立てます。

7.内装工事・仕上げ 入口枠まわりの壁や床の補修、内装の仕上げを行い、最後に清掃をして完了です。

工事期間の目安や、各工程にかかる日数については別記事で詳しくご紹介しています。

工事前に確認しておきたいポイント

在来浴室からユニットバスへの変更をスムーズに進めるために、事前に確認しておきたい点をご紹介します。

1.浴室のサイズと梁・柱の位置 ユニットバスには規格サイズ(1616・1620など)があります。既存の浴室スペースに梁や柱が出っ張っている場合、規格サイズがそのまま入らないことがあり、その際は施工方法の検討や部分的な造作対応が必要になります。

2.窓の位置 在来浴室には大きな窓が設置されていることが多く、ユニットバスへの変更にあわせて「窓を残す」「小さくする」「なくす」といった選択が必要になる場合があります。

3.出入り口の段差 在来浴室は洗面室との間に大きな段差があることが一般的です。ユニットバスへの変更で段差をどこまで解消できるかは、建物の構造によって変わります。

4.給湯器の状態 給湯器が古い場合は、浴室リフォームにあわせて同時に交換することをおすすめするケースがあります。

5.土台・柱の状態 解体してみないと分からない部分ですが、築年数が古い住宅では土台や柱の腐食が見つかることがあります。事前の現地調査で、床下点検口などから可能な範囲を確認しておくと安心です。

在来浴室からユニットバスへの変更で注意したいこと

1.工期がユニットバス同士の交換より長くなる 土間コンクリートや防水工事などの工程が増えるため、工期は長めに見ておく必要があります。

2.追加工事が発生する可能性がある 解体後に下地の劣化が見つかった場合、当初の見積もりに補修費用が追加されることがあります。

3.費用もユニットバス同士の交換より高くなる 工程が増える分、費用相場もユニットバス同士の交換より高くなります。具体的な費用の目安は別記事でご紹介しています。

→ 100万円でお風呂リフォームはできる?予算別にできること・できないことを見る

まとめ

在来工法の浴室からユニットバスへの変更は、断熱性・防水性・お手入れのしやすさが向上する一方、ユニットバス同士の交換に比べて工程が多く、工期・費用ともに増える傾向があります。

梁や柱の位置、窓の扱い、土台の状態など、事前に確認しておきたいポイントも多いため、まずは現地調査を依頼し、ご自宅の浴室でどこまでの変更が可能かを確認することをおすすめします。

当社では、在来浴室からユニットバスへの変更について、現地調査から商品選び、工事内容まで丁寧にご案内しています。「うちの浴室はどう変えられるのか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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