タンクレストイレに交換できない家はある?水圧・排水・電源の注意点を解説

タンクレストイレへの交換は、多くの住宅で可能です。
ただし、すべての家で必ず交換できるわけではありません。
結論から言うと、タンクレストイレへ交換するには、
水圧が十分にあるか
排水方式が対応しているか
電源が確保できるか
設置スペースがあるか
を確認する必要があります。
特に築年数が古い住宅やマンションでは、事前確認をせずに商品を選ぶと、希望の商品が設置できない場合があります。
この記事では、タンクレストイレへ交換する前に確認すべきポイントや、交換できない可能性があるケースについて詳しく解説します。
タンクレストイレに交換できない家はある?
結論として、水圧・排水・電源などの条件を満たしていれば、多くの住宅でタンクレストイレへ交換できます。
ただし、以下のような住宅では注意が必要です。
水圧が低い住宅
古い配管を使用している住宅
排水位置が特殊な住宅
コンセントがないトイレ
設置スペースが限られている住宅
タンク付きトイレは、タンクに水をためて流す仕組みですが、タンクレストイレは水道水の圧力を利用して洗浄するタイプが多いため、住宅環境によって向き不向きがあります。
タンクレストイレ交換で確認する4つのポイント
水圧が不足していると設置できない場合がある
タンクレストイレで最も重要なのが水圧です。
タンク付きトイレの場合、タンクに水をためてから流すため、水圧の影響を受けにくい特徴があります。
一方、タンクレストイレは水道直圧式の商品が多く、水圧が不足すると、
流れが弱い
一度で流しきれない
詰まりの原因になる
可能性があります。
そのため、交換前には水圧確認が必要です。
水圧不足になりやすい住宅
以下のような住宅では注意が必要です。
築年数が古い住宅
古い住宅では、
給水管が細い
配管が劣化している
水圧が安定しない
場合があります。
築年数が経過した住宅ほど、現地確認を行うことが重要です。
2階以上に設置するトイレ
2階や3階のトイレでは、水圧条件によってタンクレストイレの種類が制限される場合があります。
特に集合住宅では、建物全体の給水方式にも影響されます。
排水位置によって交換できる商品が変わる
排水芯の確認が必要
タンクレストイレへ交換する場合も、通常のトイレ交換と同じく排水位置の確認が必要です。
排水芯とは、
床の排水管中心から壁までの距離
のことです。
排水芯が合わない場合、
対応する商品へ変更する
リモデルタイプを選ぶ
配管工事を行う
などの対応が必要になります。
▼排水芯について詳しくはこちら
→ トイレの排水芯とは?200mm・リモデルタイプの違いと確認方法を解説
電源がないトイレは追加工事が必要
タンクレストイレには電源が必要
タンクレストイレは、
自動洗浄
温水洗浄便座
脱臭機能
センサー機能
など電気を使用する機能があります。
そのため、トイレ内にコンセントが必要です。
コンセントがない場合は増設できる
古い住宅では、トイレ内にコンセントがないケースもあります。
その場合でも、
壁内配線
コンセント新設
などの電気工事で対応できます。
ただし、追加費用が発生する可能性があります。
▼追加工事についてはこちら
→ トイレリフォームで追加費用がかかるのはどんなとき?よくある追加工事を解説
タンクレストイレへ交換できない可能性があるケース
水圧条件を満たせない場合
水圧が不足している場合、希望するタンクレストイレを設置できない可能性があります。
その場合は、
水圧条件の低い商品を選ぶ
タンク付きトイレへ変更する
などの選択肢があります。
排水工事が大きくなる場合
排水位置が大きく異なる場合、床下配管の変更が必要になることがあります。
配管工事が大きくなる場合は、
工事費が増える
工期が延びる
可能性があります。
トイレ空間が狭い場合
タンクレストイレはコンパクトですが、商品によってサイズは異なります。
設置前には、
壁との距離
ドア開閉
手洗い器設置スペース
なども確認します。
タンクレストイレ交換前に確認する方法
現地調査で確認するポイント
リフォーム会社では、交換前に以下を確認します。
現在のトイレ品番
排水芯
給水位置
水圧
コンセント位置
設置スペース
これらを確認することで、交換後のトラブルを防げます。
タンクレストイレ交換の施工事例
施工事例①
Before

After

施工事例②
Before

After

▼内装込みリフォームはこちら
→ トイレ交換と一緒に壁紙・床をリフォームするといくら?内装込みの費用を解説
タンクレストイレへ交換するなら事前確認が重要
タンクレストイレは、見た目もすっきりして人気の高い商品です。
しかし、交換する際には、
水圧
排水芯
電源
設置スペース
の確認が欠かせません。
「タンクレスにしたいけど、自宅に設置できるかわからない」という場合は、現地確認を行ったうえで商品を選ぶことがおすすめです。
▼トイレの商品選びについてはこちら
→ トイレにまつわる商品の選び方|便器タイプ・サイズ・機能から選ぶポイントを解説




